生筋子/Salmon roe

旬:9月から11月

8月の声を聞くと北海道から生筋子が到来し始める。

イクラの作り方として、大型のボウルに熱湯を入れ、水で適度に温度を下げる。
 なんとか手をつけられるほどに水温が下がったら、塩をひとつかみ加えて溶かし、筋子を投入する。
 熱い熱い湯のなかで筋子をほぐす。
 卵粒を包んでいる皮膜が白く変色し、周りを取り巻く血管と脂が玉のようになる。
 一度、湯を捨てて、水を流しながら、卵粒を洗う。
 二、三、四回ほども、水を流しながら破けた卵胞や皮膜、血管、脂を洗い流す。
 ザルに上げて、洗い立てのタオルにくるんで、冷蔵庫で一時間ほど寝かせる。
 その間に漬け地を用意する。
 少量の味醂を煮きる(アルコール分をとばす)。
 これを生醤油と合わせる。

 味付けに薄口醤油を使うのもいい。
 イクラがきれいに仕上がる。
 ただし味をいちばんに考えるなら濃い口の方が優れている。
 また、味醂よりも酒の方がいいのかも知れない。

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